ポエム
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詩は美しさより快さ
ホラティウスは箴言詩で書いた
詩とは美しいので十分ではない
快を与えるものでなければならないと
抒情詩もいいが伝わらないといけない
文で絵を描くのは難しい
まして感動を伝えるとなると
詩人は見たような嘘を書き
空想だけでもいい
それも何かひとつでも
読み手の心温まり
はっとするものが伝えたら
言葉は意志である
一人よがりの自分だけの言葉で
空間を描いても
それが見えない読めない判らない
ならば難解なイメージよりは
伝わるやさしい言葉で
そこにひとひねり

肩の凝らない詩がいい
こわばってがちがちよりは
全身を揉みほぐす
マッサージの言葉
笑わせる冗句でいい
そこにアイロニイがあり批判があり
世の中を暗喩して笑わせたら
湯に浸り耳をかいて
膝枕のような心地よさ
子守歌を聴くように
眠ってしまいたい詩を書いてみたい

24/09/24 06:12更新 / キム ヒロ



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