酷暑の赤い花
街中の街路樹は
さるすべりの赤い花咲く
この真夏の猛暑でも
妖艶なる赤をみせつける
花のない季節もある
真冬と真夏は花もへたばる
それでも頑張って
太陽の下に彩を添えて
灼熱の砂漠にも緑と花
別の木にはまた赤い花
おまえなんという名前なの
と語りかける
どこか女のようでいて
素知らぬ顔で咲いている
赤に反応するわたしは古風か
赤襦袢なんかいまはない
それだのに赤にエロスを覚えるのは
熱中症にならないように
出歩かないようにと
呼びかけるスピーカー
それでも花が咲いているかぎりは
わたしもスマホのカメラで
ナンパしまくる
さるすべりの赤い花咲く
この真夏の猛暑でも
妖艶なる赤をみせつける
花のない季節もある
真冬と真夏は花もへたばる
それでも頑張って
太陽の下に彩を添えて
灼熱の砂漠にも緑と花
別の木にはまた赤い花
おまえなんという名前なの
と語りかける
どこか女のようでいて
素知らぬ顔で咲いている
赤に反応するわたしは古風か
赤襦袢なんかいまはない
それだのに赤にエロスを覚えるのは
熱中症にならないように
出歩かないようにと
呼びかけるスピーカー
それでも花が咲いているかぎりは
わたしもスマホのカメラで
ナンパしまくる