或る夜に
頭上で渦巻くツグミの金属性の鳴き声で目覚め
夜ごとミモザは水の中で花咲く
おお苦しみの暑さの中で
二人の影は光の果てに沈み 歓喜の中で蘇る
そして緑の夜をみずからの手で満たしたい
再びめぐり会えるように君の匂いや眼や声に
震える風の中で生温かい雫が落ちる
嘆きの歌が聴こえる
熟れた星に祈りを込めて二人酔いしれた
動物になって
深い咽喉に流れ込むように星一つ一つに
輝きに別れを告げて
朝がようやく生まれ初めてきた
夜ごとミモザは水の中で花咲く
おお苦しみの暑さの中で
二人の影は光の果てに沈み 歓喜の中で蘇る
そして緑の夜をみずからの手で満たしたい
再びめぐり会えるように君の匂いや眼や声に
震える風の中で生温かい雫が落ちる
嘆きの歌が聴こえる
熟れた星に祈りを込めて二人酔いしれた
動物になって
深い咽喉に流れ込むように星一つ一つに
輝きに別れを告げて
朝がようやく生まれ初めてきた