ポエム
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祝福の日2
離ればなれになって疲れ果てて揺れ

愛の日々 追憶という荷物が足枷のように
ひかれて動かなくなった日々
南の微風が二人を結びつけるリボンのように
この愛は運命なのだ
翼を持つ都会の恋は青銅に変わる不変という
文字を刻み付けて
私は持って来たのだ君に贈る指環を
貞淑にして淫靡な 純血にして奔放な
君へ
情熱な花火が花輪に変わり 

横笛が静かに水のように流れる
祝福の
白鳩が飛び立ち新しい門出を迎える

大勢の若やいだ合唱が
二人の愛に何よりも答えてくれる

こうして青春の生命の限り尽くした日々は
結ばれる 魂から君の身体へやがて
やさしい心へ
花嫁という君は新床の安らいだ眠りが
とても好きなようだ
心まかせに愛し合い暮らそう
老いても二人は友情で結ばれていよう
多数の祝福に答えるように
25/01/03 17:36更新 / 平尾 直久



談話室

■作者メッセージ
山口県出身 法政大学卒

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