生き血で動くマシンは
存在自体が殺人で
存在自体が存在理由
廃棄になるまで

でも金になる
自分のとこに
来ない限りは

まあ来てもいいだろう
そのつもりで
利用してたんでしょ

泣き叫んで支配層が
死んでいく前に
何千何万もの
市民が死んでいる

そこまでしないと
人類を根絶やしにも出来ない
悪魔もたいしたことないな
神もいないのにこのザマだ

いまだに人類が続いていて
これからも続くだろう
無数の屍の上に
また生える繁栄と人

必要な燃料じゃないなら
なぜこうも毎日くべられる
人類に必要なことなら
結局は俺を殺すお前が分からない

いや分かる
命令されたら俺もやる
それが人間というもの
一人では生きられない
家族では生きられない
友達ではやっていけない
そこが酷いブラックでも
所属しなければ

だから
また山ほどの燃料だ
生き血で動くマシン絶好調
でも感情ないから
嬉しくもない　満足もない
ただ殺すだけ　意味なく

人類には無駄が必要だ
社会のためには無意味がいる
なぜならそれは誰かのためには
ちゃんと意味があるからだ
御殿にいる糞野郎どものためには

ゼニカネゼニカネゼニカネゼニカネ
名誉威信名誉威信名誉威信名誉威信

この図体と深い心を
蚊よりも軽く叩くな！

生き血で動くマシンは
存在自体が殺人で
存在自体が存在理由
ぶっ壊れるまで働け　働け
代わりは腐るほどある

生き血で動くマシン
俺たちはお前を
憎悪をこめて
戦争の親玉と呼ぶ

■作者メッセージ
ボブ・ディランの同名の曲とは、いっさい関係ありません。