特に語る言葉もない
特に語る言葉もないただ霞んだ景色の中
夏の終わるのを感じている
何とも言えぬ夕暮れ
何処かで如何やらコウロギが鳴いている
誰もいない道夏の終幕を覚え枝のない木が
夏風に揺れていた
今ここに自分がいる映る物
そして在りしものその全てに
その色彩忘れかけた感情をなんと語りましょうか
私は迷った挙句に記憶を呼び覚ました
それをゴミ箱に捨てた曖昧な記憶と悟った
意味のない調べは雨上がりのあの詩情を私に語り
何処かで聴いたピアノの調べと重ね合わせている
曖昧な感情には単調な曲は似合わない
何も語る言葉もないそれは壁の風景画のように
私に何かを語りかけている
夏の終わるのを感じている
何とも言えぬ夕暮れ
何処かで如何やらコウロギが鳴いている
誰もいない道夏の終幕を覚え枝のない木が
夏風に揺れていた
今ここに自分がいる映る物
そして在りしものその全てに
その色彩忘れかけた感情をなんと語りましょうか
私は迷った挙句に記憶を呼び覚ました
それをゴミ箱に捨てた曖昧な記憶と悟った
意味のない調べは雨上がりのあの詩情を私に語り
何処かで聴いたピアノの調べと重ね合わせている
曖昧な感情には単調な曲は似合わない
何も語る言葉もないそれは壁の風景画のように
私に何かを語りかけている