ポエム
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ありきたりのソネット忘れた罪
この長いバス通りをゆっくりと下っていきましょう
急いでもしょうがないから軽い歩幅で遠くへと歩いて行きます

突然心に浮かんだ感情をあまり意味はないと何処かへ置き忘れた
噛んだガムの味はまだ無くならない感情を想いだしたんだ

特に深い意味などはない成すがまま思うがままに歩んだ
何時だって何処かを目指せば遠くから鐘の音が聴こえてきた
ありふれた感情じゃ意味などはない
あの儚く消えた日常の景色の色彩を見えやしない五線譜へ飛ばし
訳も分からずに並べた言葉今ここにある真実と
ありきたりのソネット忘れた罪を夏風が遥か景色へ流したのさ

あのバス通りを何かが転がり落ちた気がしたのだけれど
この私にはそれが何かなど知りもしなかった

24/08/29 19:44更新 /



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