ポエム
[TOP]
時の砂
海底の奥底に眠るアンモナイト
疾風の歴史を語る

その古びた地図には答えなどはない
だがこの私には場所を見えはしない点で繋いだが

遠くの場所は決して見えはしないだろう
思い出した時答えとなりその時遥か遠くの
蜃気楼の場所を知る
さっき遠くへと向かって投げたボールが
放物線を描き消えた
いいさどうせ忘れたところでどっちみち
何処かで骨になるだろう
決して消えはしない真実が時より
私に何かを語ってはいるが
私にはその理由など知りもしなかった
何かに気づき後に私は記憶を以前に
戻してみたのだが
それは誰にも気づかれはしないあの畦道で
夏風に吹かれる時の砂になってしまった

24/08/29 19:42更新 /



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c