ポエム
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白日夢のように私に何かを語る
自然の原理なので仕方ありませんが雨の止んだ後の川には
少し水が増してましたが気がつけば足が勝手に西の方へ向いて進み

まさか気がつけば道路がまさか川になっていたとはつい知らず
まさかそんなはずはあるまいと時より何かを想い

遠くを目指し歩いたまでの確かな記憶がある
やがて時間が経ち辿り着いた場所が何処だったかなど
そういう理由では無く私の儚き感情の記憶では
無意識のまるで何者かに操られているまいかと想うほどに
のらりくらりと何やら右往左往していたのである
ただ体が覚え何処かへ進んでいたような感覚さえも覚える
だがこの私の曖昧な記憶などどうでもよかったのです
白日夢のような景色で確かに遠くでツクツクボウシが鳴いていた

24/08/17 10:29更新 /



談話室



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