風が連れて行った記憶
何もないただ静寂で無意識を
何処かへ置き忘れたみたいだ
ありふれた日常のたった一場面に過ぎないのだが
朝の十字路青信号を渡る何かを想いながら
意識の景色に映る景色は不確かな色彩を私に伝える
あの畦道を一人何処かへ向かう
人の影を見た気がした
だが忘れた時間の空白の記憶を語るまでもなく
私の中にはそれが真実か創造かなど
どうでもよかった
ああ幸いなるかなそれは今も消えることなく
その色彩は鮮やかに覚えている
あの畦道で誰にも気づかれずに咲いている
青い花はローズマリーだった
それは確かにあの人が好きなローズマリーだったね
何処かへ置き忘れたみたいだ
ありふれた日常のたった一場面に過ぎないのだが
朝の十字路青信号を渡る何かを想いながら
意識の景色に映る景色は不確かな色彩を私に伝える
あの畦道を一人何処かへ向かう
人の影を見た気がした
だが忘れた時間の空白の記憶を語るまでもなく
私の中にはそれが真実か創造かなど
どうでもよかった
ああ幸いなるかなそれは今も消えることなく
その色彩は鮮やかに覚えている
あの畦道で誰にも気づかれずに咲いている
青い花はローズマリーだった
それは確かにあの人が好きなローズマリーだったね
24/08/07 19:19更新 / 林