風が連れて行った記憶
何もないただ静寂で無意識を
何処かへ置き忘れたみたいだ
ありふれた日常のたった一場面に過ぎないのだが
朝の十字路青信号を渡る何かを想いながら
意識の景色に映る景色は不確かな色彩を私に伝える
あの畦道を一人何処かへ向かう
人の影を見た気がした
だが忘れた時間の空白の記憶を語るまでもなく
私の中にはそれが真実か創造かなど
どうでもよかった
ああ幸いなるかなそれは今も消えることなく
その色彩は鮮やかに覚えている
あの畦道で誰にも気づかれずに咲いている
青い花はローズマリーだった
それは確かにあの人が好きなローズマリーだったね
何処かへ置き忘れたみたいだ
ありふれた日常のたった一場面に過ぎないのだが
朝の十字路青信号を渡る何かを想いながら
意識の景色に映る景色は不確かな色彩を私に伝える
あの畦道を一人何処かへ向かう
人の影を見た気がした
だが忘れた時間の空白の記憶を語るまでもなく
私の中にはそれが真実か創造かなど
どうでもよかった
ああ幸いなるかなそれは今も消えることなく
その色彩は鮮やかに覚えている
あの畦道で誰にも気づかれずに咲いている
青い花はローズマリーだった
それは確かにあの人が好きなローズマリーだったね