ポエム
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西に残り火みたいな朱が淡く
東に猫の目みたいな月が浮く

僕が託すものと
君が残すものは
違うように見えるけど
根本は同じ心で出来ていた

どこまでも君と
歩けるような気がしていた

本当はお互いに
少しだけ向きを変えるだけで
素直に手を繋げた未来を

手に入れた気になっていた


残り火は消えて
月が見せる影を踏みながら

それでも一緒に歩こう


21/03/11 21:23更新 / はわ



談話室



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