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春の野原に立っていた



春の野原に立っていた
雲雀が遠くで鳴いていた
青いフェンスの向こう側
知らないうちに越えていた

ゆるい風が吹いてきて
もうすぐ夜がやって来る
低い空に登った月を
赤い色だと指さした

指の先に見えたのは
過去も未来もない世界
置いてきた気はまるでなく
失くした覚えもないままに

知らないうちに越えていた
青いフェンスの向こう側
空の雲雀を目で追いかけて
春の野原に立っていた



21/03/11 10:55更新 / はわ



談話室



■作者メッセージ
書くの難しいです。
足りないし多いし違うし、
なのに直しきれない。
現在の私の限界な文字羅列です。

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