ポエム
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欠けた者
満月と少し欠けた夜の街
電灯が溢れている気がした

俺にとって誰も優しくない夜
逃げ惑う猫を見ると
孤独はこうして生まれるんだなと

俺は誰も見てない隙に
ビールをイッキに口に含むと
意味なんてなかったことに
笑って吹き出した

人殺しなのかもしれない
僕は思う

人の上に人間は生きようとする
人の下に僕は殺された

僕は被害者だと
名のったけど

お前だけじゃないと
苦笑いをした奴が
近寄るんだ…
21/09/05 22:25更新 / 春くん



談話室



■作者メッセージ
いつもお読み下さりありがとうございます!
2014年に書いてたものです
大人に憧れつつ
戸惑って居た頃だと思います。

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