ポエム
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傷だらけの天使
悲しみにサヨナラが言えたら
傷ついたなんて知らなかっただろうよ

枕にうずめた叫びは
見えない…

浮かべた笑顔は涙より泣いていた

夜のあやしい光が狂わせている

口は吃りながら
飲み込むベゲタミン

天国に行きたかったけど
地獄を観ていた

心に芽生えても
まだ弱すぎることに
棄てるものでもないものまで
ゴミくずに視える

気持ちが揺れたのに
いつも行き止まりが増えてゆく

見られたくない
見て欲しくない

鼻歌交じりの夢になりたい

声をかけて
二言目には聞く耳も持たない
だから何も言わない世の中は
少しずつ歪んでいる
ひとつひとつの孤独があるために


21/12/04 20:03更新 / 春くん



談話室



■作者メッセージ
いつもお読み下さりありがとうございます!
18歳位の詩です!
よろしくお願いします!

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