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あの日から
理解されない苦しみがふつふつと湧き上がってくる。それを精子に託して射精する日々は僕を透明にしていく。透明になった僕には夕やけが映りやすくて泣いた。笑い声が僕の耳元で響くのを僕が笑って打ち消すのも疲れた。どこにも居場所がない想像ばかりが頭を満たして膿となる。ぼんやりとしてくるのを嬉しく思う自分がいて、もう僕は僕になれないのだと思うと悲しい。
19/12/21 19:13更新 /
ジアール
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