好きなものは好き、嫌いなものは嫌い
私たちは
どこか無理に、好きになろうとしたり
嫌いでなければならないと思い込んだりします
家族のことは、好きでなければならない
苦しんでいる人には、好意的に接しなければならない
噂で評判の悪い者は、みんなに合わせて嫌わないといけない
しかし、それは
自分の本音を歪めてしまいます
好きなものは好き
嫌いなものは嫌い
それは、自分の価値観で決める方が
ずっと気持ちがいい
私は、家族のことを、別に好きではありません
もし私と家族が
互いに同年代の学生で、同じクラスメイトだったとしたら
むしろ嫌いだったろうなと思います
親だから感謝しろと
家族だから大事にしろと
それは確かにそうかも知れません
しかし、そのことと、自分が好きかどうかは別です
大事にはする
けど、別に好きではない
『ああ……苦しいよ、助けてよ……』と嘆く人も
場合によっては、うざったいと思います
時々、落ち込んで辛い気持ちになるのは、人として仕方ないことですが
ずっとそれだと、鬱陶しいです
そんな人は、大抵『悲劇の主人公気取り』なので
最悪の場合は、その声を無視します
悩みまくるのは、結構なことですが
私の人生は、私が主人公なのですから
それに引っ張られては、元も子もない
悩んだ挙げ句、その人が自殺しても
その人が選んだ道なので
別にそれでいいです
むしろ、死にたくて死んだのなら
望みが叶ったということなので
良かったねと、言うかも知れません
噂で評判が悪かろうが
自分が好きだと思ったのなら
好きでいればいいのです
噂は、他人の評価した結果
もちろん、ある程度の参考資料にはしますが
好きか嫌いかは、私が判断します
それがもし、私に悪い影響を与えたとしても
それは、私の選んだ道ゆえの結果
腹をくくります
無理に好きでなくていいし
無理に嫌いにならなくていい
ただ、重要なのは
嫌いだからといって、愛さないかと言われたら
それもまた別です
嫌いだけど、存在そのものを無視したりはしない
そこにいてもいい
けど、私は嫌い
もしくは
その人が好き
そこにいてもいい
もちろん、私も好き
そんな気持ちでいい
自分に嘘はつかない