君は眩しすぎる
良いヤツだね、君は
心からそう思うよ
困っている人を助けたいと言うし
好きな人を、ずっと一途に想っているし
思いやりに溢れてるし
自分の気持ちに素直だし
描く絵や詩も、前向きで元気で、素敵なものばかりだし
君は本当に
眩しいよ
だからこそ
僕は、君から離れたい
君が、あんまりに良いヤツだから
あんまりに眩しすぎるから
自分の黒い部分が、より浮き彫りにされて
裁かれているようで
辛いんだ
光があるから、影がある
光が強ければ強いほど、影もより濃くなる
君の愛が怖くて
逃げたくなる
だから、僕は
君を、とても好きであると同時に
とても苦手なんだ
そして
こんなことを思ってしまう自分が
眩しい君を、素直に好きになれない自分が
とても悲しい