恋は花火、愛は太陽
恋は花火
燃え上がるのも、消え去るのも
一瞬の内に終わってしまう
もしかすると、夢か幻か?
そんな気持ちにさせる
だが、夜空に咲いたあの光景は
いつまでも胸に宿されている
切なく
儚く
だが、美しい
愛は太陽
普段は、そこにあるのが当たり前に思えて
時々、お節介なほど眩しくて
ありがたみを感じることは少ないが
なくなると、とても辛い
芯から冷える
凍える
自分を包んでくれるような
あの光と暖かさを
心から切望する
ああ、またどこかで
真っ暗な夜空に、恋の花火が上がった
雪の積もった心に、太陽が近づいた
花火がどう咲くのか
心に春は来るのか
私はそれを
じっと見守る