自分と一口に言っても

色々なキャラクターが、胸の中には存在していて

中々面白い



文学や芸術が好きな、比較的おとなしい『私』

ちっ！だるいんだよ！と中学生の反抗期みたいな『おれ』

甘いもの大好き♪ぱくぱく♪と女子高生みたいな『アタシ』

義理と筋は必ず通す、まるで昭和世代のおっさんかのような『俺』

あ、あの……生きててすみません……と、臆病者な『ぼく』……



まだまだ、たくさんの『自分』がいる。

しかし、どんなキャラクターも、ワタクシであることに変わりはありませんわ。

全部おいらさ！みんな、本当の自分を探したいとか言ってるけど、そんなことしなくていいんだぜ！

全てのキャラクターがワシなのじゃよ、嘘偽りのないな。探しに行く間でもないぞよ。

拙者は、拙者という人物像を決めつけない。それゆえ、新たな拙者を見つけられるのでござる。

そうすることで他者に対しても、固定観念を捨て去り、冷静でかつ客観的な分析をすることができ、多少のことを許容できる寛大な心が養われるのであります。

みんな違ってみんな良いってことさ！まあ、僕の美貌には敵わないけど☆

YO！YO！
経験しただけ増えてくぜ自分！
人生楽しめよマジでって気分！



……こうして

私は少しずつ、自分を増やしていった

これからも、自分というキャラクターは増えていく

次に会うのは、どんなヤツなのか？

楽しみだ