例え、人の世界が滅びても

地球が滅びる訳ではない

例え、経済の流れが途絶えても

生命の循環は途絶えない



我々が見ているのは

いつも、人間の世界だけ

受験に失敗しようが

リストラされようが

いじめに遭おうが

全て、人間社会の中でのこと

海や森には、全く関係ない



良い会社に就職できなかった！おれは落伍者だ！

と、大泣きする前に

田んぼで米でも育ててごらん？

会社に勤めなくても、食べ物は手に入る



孤独は嫌！誰か助けて！抱き締めて！

と、懇願する前に

深い森にでも行ってごらん？

誰もあなたを責めやしないし、そのまんまを受け入れてくれる



人間と上手くいかなくたって

どうってことない

文明の望む通りに生きられなくなって

気にしないでいい



人の世界が、全てではない

■作者メッセージ
コロナウイルスで人間社会が停滞していますが、自然には関係のないことです。

人間社会が止まったからといって、地球が滅んだ訳ではない。
仕事がなくなってしまったなら、農業でもやってみたらいい。

キャベツが買えなくなったなら、作ればいい。

そんな気持ちから、この詩を書きました。

実際、農業も少しやっているので、失業者はみんな農業したらいいよ！という気持ちは強いです。