ポエム
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良い詩とはなんだろう?
良い詩を創ろうと

あれこれ言葉を探したり

テーマを考えたり

苦悩しながら頭を捻っても

案外、良いものは出てこない

これじゃいかん!

創作をせねば!と

自分を急き立てるようにしたところで

尚更、良い詩からは遠ざかる



そんなことせずに

一旦、詩のことなんて忘れて

気ままに、自然に身を委ね

夏の空なんぞを見上げて

ああ、綺麗だな……って、ぼんやり思っていると

言葉は訪ねに来てくれる




いつだってそうだ

何かに執着すると、大事なものが見えなくなる




良い詩を創ることに執着すると、それにとらわれて

『良い詩とは何か?』という不毛な考えに足を引っ張られる

いいね!をいっぱい貰えるのが良い詩か?

文が美しく、愛に溢れているのが良い詩か?

人に希望や元気を与えなければ、良い詩ではないのか?

もちろん、創作の上で、人にテーマを伝えやすくするのは必要なことだし

『どうすれば人からの評価が得られるか?』、『どんなものが人に望まれるのか?』も

自分の詩を客観視するためには、大事な要素ではある



だが

結局最後に決めるのは、自分

これは良い!と、自分が思わなければ

どれだけ美しく言葉を綴っても

虚しいだけだ



何も縛られず

自由に、無心にしていて

その時やって来た言葉こそ

自分の本音であり、本当の気持ちなのだ

それを素直に表現する方が、ずっといい

例えそれが、他人には好まれない感情で、酷く醜い言葉だとしても

私は、その本音こそを愛したい


良い詩がどうとか、あまり述べるのは好きではないけど

あえて述べさせていただくとしたら

自分が、嘘偽りなく

心から愛せる言葉と文

それこそが本当に良い詩ではなかろうか?

と、まあ

私という、一個人の感想でございます
 

20/08/13 07:48更新 / すっとこどっこい



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