此の月今日から笑ひ出しやんす
ソリャ、貴方私は爆弾を為（す）る
父の顔知らぬて、丸くてふかふかの猫が都合の善かれを行ゐ云へとも、うちは知らぬ
丸い猫が可愛思ふ
今日は菫、稲荷ハむ　私が拐かされたつて哀れやい
何か客観的な甘ゐ気持ちのくすぶつて、沍（こお）る月とお前云うて終へたのが悪
其こそもつとも私たち　合はぬは憎らしこと
其と云うて我が我等、御節介なことぢや

　　　　　　　　　　（フィクション）

お前の女はずっと前死んだ　コレ覚えてくりゃれ
骨はあるけど、自分なんてない、その人に好かれないのだもの
これがわかるのは自分自身が〈君〉神を言う存在から打開したから、さよなら
これで最後

■作者メッセージ
待作移動します。ありがとうございます。