ポエム
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私の迎えたい
⽂------------------------------------- ⼀それでもこの⾼さから下ることを期待して、
私は貴⽅を弄ぶばかりの婚姻を期待している。
美しさが毒に浸かっている姿は、
⽩い百合のように⽢い⾹りがする。
哀れと愛しさや、喜びと楽しみ、⽣と死、
死と鏡、
少⼥と⼗字、
こういって相反する感情がちりばめられて、綺麗。
私は「毒にあっても美しく居るべきだ。」
と思い、
理解を済ませ、幼き美、悲劇の終わりを⾏う。
美術⽔泳。
⽬を奪う事と、⽬を休めることは、対時して
似ている。
この恋に於いて傍観者は無で、私もまた無なのだ。
ゲジゲジが憎い。
何で脅かすんだ、物も⾔わん。
睨み付けたまま⽴ち塞がる。
憎しみの美しさは、
それは何も客観性、構造を忘れた「私だけ」の世界。愛する事。それは⼀流の美しさ。
美をば、その⾵呂敷をなかなか広げさせてくれない。
私は悪戦苦闘して、くしゃくしゃを解く。
皺を伸ばしてみて⾃分を黒く焦げさせる太陽をいったん美しいと認めれば、醜さは過去で、
それも愛(たの)しくなって、羨ましいとも思わないで居れるのだよ。
私は太陽に焦げついて、もがき苦しみ、
時間を忘れ、また⾃分の醜態に⾃惚れ、
光彩をわすれたままの蛾である。
貧しい桃⾊の豚である。
硝⼦を砕かれて、感情を吐露する鈍感な、
光のようなものだ。
あゝ変態だ。
美⼥で居よう。
⼈と同じではない、空やまた花になり、
僅かに屈辱を感じ、羞恥ばかりの、
そんなとろりとした光を⼝に⼊れる。
尖った⽑先にぶすぶすと刺されるまま、眠ってしまおうよ、
あの⼈も毒を好んでいる。
貴⽅の、思想が私の壁になり貴⽅と私の邪魔をする。
嫌いだわ、嫌いだわ。私は毒よりも毒になって、⼀番妖しい柄を描く。冷たい錆びた鉄に寄り添いながら、爆発する、私は愛されなかったのだ。
夢で君の唇を撫でます、
孤独に犯され、真っ黒になりながら、
美を美しく思うひとの軽薄に親しみながら。
有る事に貴⽅の。
22/03/27 20:56更新 / 待作



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