ポエム
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引っ越しの堺さん
生まれた時に戻りたい、と、ありもしない自分を求めて、


人にたいして、一番怖いものになる



自分が感じる恐怖は自分のものなのに、なすりつけて押しどけていくから、


人ではなくなって



純粋なものに帰ることはない



普段から軽いものばかり持っているから、柔らかくて優しい物ばかり噛んでいるから、


いざというとき



頼りない、へしゃげるし、ぽろぽろ零して見落とす



寝ながらくちくち文句をいっている後ろから、


「夏目漱石は、彼はなんて言ってんの?」と、


私の本を一読して、




体当たりで未来をみて、悩まんとしている男女がいた。




何を言うんやろう?この人は。という人が周りにもいる。


「いくら、自分はこうだといっても、いくら正しくても、



型がちゃんと出来てるかやなしに、それは大切だけれども、」









どうせ目が顔にあってあるのだから人は形式的で、



日に日に中身どうこうを言わなくなってくる。



それをいう人なんて限られていると知る。




しかし、歳をとると、あるいは時間が経つと理解が出来て来る、




「故に、最後に希望があればいい。」ト、声揃う。
22/01/20 06:07更新 / 待作



談話室



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