金とオレンジ
「僕」は考へる
綺麗なものはわかるが
人に美しさと醜さがわかるだろうか
私の心は醜悪だが、
美しくないわけではない
灼熱 という言葉について僕は考へる
「美しい」と云ても、
はたして本当に美しさだろうか
「考えてる」と云ても
ほんとうに考えただろうか
豚の肌が、色貧しく
愛の
にくみ
悠久の友、
僕をご存知?
「僕」という、これが最終の
この世のあらゆる醜さです
あなたの太陽です
悠久の友よ
あなたはオレンジよ
私があらゆる醜さで、あなたは私から傷んで
沢山の色彩の涙を流せ
君は愚か者の心を知つてわかり、
ずつと輝きます
紫金に
少年の頬に
綺麗なものはわかるが
人に美しさと醜さがわかるだろうか
私の心は醜悪だが、
美しくないわけではない
灼熱 という言葉について僕は考へる
「美しい」と云ても、
はたして本当に美しさだろうか
「考えてる」と云ても
ほんとうに考えただろうか
豚の肌が、色貧しく
愛の
にくみ
悠久の友、
僕をご存知?
「僕」という、これが最終の
この世のあらゆる醜さです
あなたの太陽です
悠久の友よ
あなたはオレンジよ
私があらゆる醜さで、あなたは私から傷んで
沢山の色彩の涙を流せ
君は愚か者の心を知つてわかり、
ずつと輝きます
紫金に
少年の頬に