ポエム
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月あかり
会わない日は、すっかり歌を練習したり、

思い出に浸ったり、のんびりと暮らして居ます。

フランス人の亡霊が、「幽霊なんて信じない」と云ったのを笑いました。

社交が魂で大事にされていて、でも心は墨で字をえがくばかりだから

あっちこっちと、

後悔ばかり話されるお化けもいて、きつい日々。



前に書いた私のし。


ママ、リクエストにもう一度触って欲しい。

願わくば抱きしめて欲しい。

そういったら、

女の子がいるのは当たり前だと思ってる。

それを制する無知がけなげな、私にはもうない。

この花瓶として、一本の死した花がもしまるごとつぼみだっていううんなら、

とんだ老眼で、皆捨ててしまうだろう。

昨日の自分たち、さらに今の自分たちは、パラレルワールドというのか?

お前は鏡京子のフィギュアか?

お前は、喋ったりするのか、私は知らないんだ。

パラレルワールド、冗談じゃない! という怒りが頭の中できみに向く。


頭の中で進んでることを、良いこと以外は現実にうつすな!

「それ」らは休んでるだけで、たいして考えているわけではないし、

無視できるかな。


もう一度触って欲しい。

願わくば抱きしめて欲しい。

私が今、手を伸ばしたんだから認めてヨ。






そうあれを思っていたけど、今は私ママが好きだよ。

おどけた表情が、可笑しくて、

座ったその間幸せだった。

その上に憧れの人もいて、時間なんてすぐ経って

笑顔で帰りました。

21/12/17 09:13更新 / 待作



談話室



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