ポエム
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おれは失った愛に違いない
仕事を休んでいるから、休みを整える

本当にしんどいの、でも腹筋はする

お風呂に入ってパックをする、オルゴールを聞きながら寝る

野菜を入れた味噌汁を飲む

慌ててインターフォンに出る

舌先がぴりぴりする あなたの声を聞いていないからだ


流木の様に乾いているが、私の目の震えが、

ちゃんと恋をしている、新しくしている、

最初から、いつもの様にあなたと手を繋いで

初めて来た所だ

酒とムーンライトの

私はあなたを知っていて、

次に触れ合いたいという

いとしさの中で闇が見える、とろとろたれる

からっぽでない別の時空 涎沫をふく

キラキラ 


おれは夢見がちで、

それまでは理想の恋愛なんてやらず、

流れてくる可愛い人を聞いてたら、

私の性格のわるさなんて、じぶんが知ってるから

親友しか出来なかったし

そうしてきて男が嫌いだから、「まや子」と、おれの名前を呼ぶような親しみを、

それ以外のことは、おれは自分の存在がいたたまれない、そうと云うよりは

おれがおれとの距離感を甘く見て居たのだ

「不在」とか「無」を決めていた

きみを、覚えて居るかも知れないな、

おれは、おれと同じようなあの子たちと話す事の出来る図太さは

弱さによって無かったのだ

繊細さなど破裂して無かったのだ 

だから明白な息をしていなかったのだ


私の赤ちゃんが欲しいですか?

大自然100%のきみとおれの、名前はアナナス

妹はウロコ

これらころんころんの可愛い希望をともにし、

きっとかわいい分身にたいして細心になり

私らは愛に包まれる 私は私らの飛躍を願う

夕方になったら昨日と同じ様に、みかん色に溶け

こんなにわたがしのように切ない幸福を

あなたの笑顔と、愛し、忍耐する

私の最後のことだ



それとも同じようにあなたはおれがにくくて溜まらず、それだから結婚等を云って

おれをきみの美しい自我のバイオリンにして

裸のおれを泣かせてばかりいるでしょうか?

海のメロディー、

風のメロディー、

大地のメロディー

そんなものをきみは聴いて、

おれは海辺で一個の貝のきみを見つける、

あたたかなおれとあなたの砂浜にてキス

月の欠片(おれ)なんて、しかし嫌いになってしまいそうだ

それでもきみは、

それは大きな大きなおれの孤独だ

そうなったらおれ、木になって、一兆年、からだを光らせる

あなたの頬からだ、私は上目を使って、並列して、連続して、デザインとして、

私があなたに息を止めるのは、

整えた人間的な眉毛であったり、教師としての姿、

あなたは私の未知を知って居て

わくわくさせる

そしてあなたが男であり、腕が太いところ

それで、そんな腕で

おれはきゅんとさみしい、という感情を生む



21/11/24 07:31更新 / 待作



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