ポエム
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涙がこぼれる
後にと錯覚もするが錯覚で有り、

此れも事の流れと云うものを知らない素振りで嫌

ちんたらな約束等ばかりが恋しいというふうにはなりたくなくて

私は男のように仁王立ちで前を向く

月の登りを見ました、

弟子を連ねて龍の様にもやしゅだら

ぼうぼうときみに「愛してる」など私はほざき るるる♪

きみよ、こいは居ます、お前や私の心の中に結局。

やや私はおにで良いのです其れが、わたしの道筋なので南無と叡(したが)へ、

私、きみが憎しい

守り守られ云う、14年後

本当はもつと―複雑で有る為尖つた感情も、早合点も、

其うゆう「水」にも迫(よ)るが、

きみは綺麗に為つて其れで諸に離されて終つて、

空気も無し、

矢張だらりと垂(だ)れ冷まして消える

きみの昨日の心配を、「好きだ、好きだ、」と云われたと思い、

勘違いし、

夙に今生と云う物が因で有り、既に己の過まりは親しき

現行が果つて此処に罪を滅ぼす

けれど其の陋(ろう)の苦しは

天地に如来を女眉(バビロン)と云うで、赤(あ)んなんは嫌

考えるよ、痛みが胸からこころ一杯で

涙がこぼれる


21/11/08 01:45更新 / 待作



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