ポエム
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目にキス
思うに憎体と僕は友達
なんど愛しても、記憶されない、精度のわるいパソ・夫人が恋人
憎しみの理由は恋で有って
純朴な興味がいつも含まれていた
恋はまた狂った愛だから
近親相姦も有り得て、実際考えないけど
そんな夢を僕の恋人に割り当てて
「生まれ変わったら、友達から始めませんか?」君は云う
恋人だったのだ、僕は
「何故、僕が突然現れたままのお前を大事にするの?」

僕が折れると、「次」なんてないし
正しいから、とかじゃなくて何だか、
寝ても覚めてもそうしたい。
「Yくん、欲をかかずにがんばりませんか?」
僕から、この一言を云うのに十三年。
何故こんなかかるかと云うと、

兎君ややさりい、が、恋人よりも、
彼らが僕にとっての詩人のほかないのだ
ひとに見える糸は見えない糸を隠してしまうし、
その、「友達」は頼りない
沈黙等の言葉を発さず、爆弾みたいにストレスをためて
ぼつんと鈍く落としていく
あたかも涙のように、だから僕を悪いと云って居て、
けええ、顰蹙だね「信じられない」よ。

この中で作品を作り続けるとか、詩を書くとか、
何事も実行する前に慣れていく事、インクが、出るまでの少しの時間が必要なんだ
それを、どうした?
ひとに見えない糸は、自分すら出来ない事で責め合い、逃げあう。


目の奥は「あなた」
抱き合うようなことが必要で、
やけに孤独な時間を思う
君の愛の言葉に、僕「会ってみたい」
そうゆう僕の宇宙
よゆうなのでは有りません
僕が「会いたい」とはっきり云ったらどうだろう、嘘らしい馬鹿らしい
目にキスをされない、と云ったところで
くづれおちてしまう


21/06/08 08:23更新 / 待作



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