ポエム
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きみの、きみらしいような
きみの痛みをわたしは知ることはできない
きみから伝わった何かの残渣から、それを推しはかることしか
その傷を傷と認めることしか
わたしにはできない
ひとしずくの残渣から
わたしはあなたを模って あなたを思い描いて
それをあなたとする
そんな残渣が連鎖して きみとわたしはゆるくつながっている
きみとわたしの立場ぶんの距離が
わたしときみを隔てている
それが無性に悲しくなるときなんて
誰にでもあるんだろう
わからずやのきみを 憎らしく思うことも
でも
きみのきみらしい部分にこそ わたしは救われているんだ
23/10/11 18:00更新 / はるる



談話室



■作者メッセージ
きみとわたしは おんなじじゃないから素晴らしい的な詩、山ほどあるけど私の言葉でかいておきたかったので……かきました

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