クソ同僚
クソ同僚め とおもう
たぶんあのクソ同僚も 誰かの大切な人なんだと思う
わたしはクソ同僚とよぶその人を 誰かはなんと呼ぶのだろう
少しの申し訳なさが もやもやと湧き立つけど
わたしがわたしであるために
クソ同僚はクソ同僚という名前を授かった
それをわたしはその人に伏せて生きる
そういう嘘が 水のように浸透していくのは
大人になるということなのだ
たぶんあのクソ同僚も 誰かの大切な人なんだと思う
わたしはクソ同僚とよぶその人を 誰かはなんと呼ぶのだろう
少しの申し訳なさが もやもやと湧き立つけど
わたしがわたしであるために
クソ同僚はクソ同僚という名前を授かった
それをわたしはその人に伏せて生きる
そういう嘘が 水のように浸透していくのは
大人になるということなのだ