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クソ同僚
クソ同僚め とおもう
たぶんあのクソ同僚も 誰かの大切な人なんだと思う
わたしはクソ同僚とよぶその人を 誰かはなんと呼ぶのだろう
少しの申し訳なさが もやもやと湧き立つけど
わたしがわたしであるために
クソ同僚はクソ同僚という名前を授かった
それをわたしはその人に伏せて生きる
そういう嘘が 水のように浸透していくのは
大人になるということなのだ
23/10/06 20:01更新 / はるる



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