午睡のまどろみのなか、

通りで、子どもの声がする。

ーーすると、私は時間の秘密をちょっと覗いたようだった。

時間は確実に、私の視線に気がついたはずだったが、素知らぬげに去っていった。

■作者メッセージ
遠く懐かしい記憶の映像をボンヤリ眺めてる気分になることがありません？

そうそう、突如、ノスタルジーに見舞われることありますよね。

もし、読んでいただけたら、嬉しいです！アイラブユー！