秋の始まり
鈴虫が
鳴くように
しきりと
私も鳴いてみたい
涼しい風が
夜道を
流れていくように
ごく自然に
聞こえていたらいい
だけど
そんな鳴き方を
私は
知らない
そうね
言葉だったら
少しは知っている
夜空に
一番星があって
月が見えて
風を切りながら
ただ自転車に乗っている
何度も
同じ言葉を
繰り返すのだろう
リーンリーンと
鳴いて呼ぶ
鈴虫に
ほっこり
している私
私達って
単純な
生き物なのかもしれない
それでいいんだ
複雑になんて
生きていける気がしない
今は
綺麗な月と
鳴き声が
聞こえて来る
私だけの
秋を
心の中で
感じ取っていたい
鳴くように
しきりと
私も鳴いてみたい
涼しい風が
夜道を
流れていくように
ごく自然に
聞こえていたらいい
だけど
そんな鳴き方を
私は
知らない
そうね
言葉だったら
少しは知っている
夜空に
一番星があって
月が見えて
風を切りながら
ただ自転車に乗っている
何度も
同じ言葉を
繰り返すのだろう
リーンリーンと
鳴いて呼ぶ
鈴虫に
ほっこり
している私
私達って
単純な
生き物なのかもしれない
それでいいんだ
複雑になんて
生きていける気がしない
今は
綺麗な月と
鳴き声が
聞こえて来る
私だけの
秋を
心の中で
感じ取っていたい