ポエム
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さよならなんて
夕焼けに向かって
自転車を走らせても

僕の心は
たぶん帰らない

ひたむきに
こいでも
オレンジ色が
照らしてくれても

僕の心は
何処へも帰れない

通り雨の匂い
頬を濡らすけれど

僕は無言のまま
坂道を勢いよく下っていく

自分で選んだ
さよならなのに

もう少しだけ
時間が必要なのかな

あぁ
僕はまだ帰れない
20/09/08 20:02更新 / ミルクココア



談話室



■作者メッセージ
少し前に書いた詩です。
こんな時あったなーと懐かしくなったので、出してみました。

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