刹那な一生
いきなり夜空に弾け広がる華の火
遅れて届いたドンと響く音に打たれて
サバトラキジトラ飛び上がる二匹
おまえらが打ち上がってどうするよと
ビール片手に大笑い
次々と打ち上がり綺麗な華を散らせていく横には
それにお辞儀しているような半月も
つられるように
夜間飛行の点滅する光も
ゆっくりと挨拶がてら通り過ぎ
そしてこれまた挨拶がてらに流れ星まで
果ての地平への行きがけに見物しながら通り過ぎる始末
夜空というカンバスに
誰が描いたか贅沢が重なる一瞬の情景
観るは刹那も残るは一生
そして
僕は冷蔵庫へと向かう
遅れて届いたドンと響く音に打たれて
サバトラキジトラ飛び上がる二匹
おまえらが打ち上がってどうするよと
ビール片手に大笑い
次々と打ち上がり綺麗な華を散らせていく横には
それにお辞儀しているような半月も
つられるように
夜間飛行の点滅する光も
ゆっくりと挨拶がてら通り過ぎ
そしてこれまた挨拶がてらに流れ星まで
果ての地平への行きがけに見物しながら通り過ぎる始末
夜空というカンバスに
誰が描いたか贅沢が重なる一瞬の情景
観るは刹那も残るは一生
そして
僕は冷蔵庫へと向かう