亀の甲羅でみる夢は
たゆたう
ゆらりゆらりと
満天の星空に浮かぶ下弦の月に見下ろされ
亀の甲羅の中で海を漂う
どこの海かは分からない
私が小さくなったのか
亀が大きいのかも分からない
だが
甲羅の中に私はいる
内から見ると透明な甲羅の中から
夜空を見上げたり
波しぶきの先にある
幾千万の星に照らされた果てを眺む
これは夢だとはっきり自覚している
最近
眠りにつくと必ず見る夢の中
この夢の中で無限とも思える時間を過ごす
やがて夜が明け
沈む月を惜しみながら
果てから昇る太陽を歓迎する
荒れ狂う波に呑まれながら
それでも漂い晴れを待つ
繰り返しのように思われる日々も
一日として同じ日はない
同じ波が二度とないように
ゆらりゆらりとたゆたって
夢が現に変わりゆく
ゆらりゆらりと
ゆらゆらと
ゆらりゆらりと
満天の星空に浮かぶ下弦の月に見下ろされ
亀の甲羅の中で海を漂う
どこの海かは分からない
私が小さくなったのか
亀が大きいのかも分からない
だが
甲羅の中に私はいる
内から見ると透明な甲羅の中から
夜空を見上げたり
波しぶきの先にある
幾千万の星に照らされた果てを眺む
これは夢だとはっきり自覚している
最近
眠りにつくと必ず見る夢の中
この夢の中で無限とも思える時間を過ごす
やがて夜が明け
沈む月を惜しみながら
果てから昇る太陽を歓迎する
荒れ狂う波に呑まれながら
それでも漂い晴れを待つ
繰り返しのように思われる日々も
一日として同じ日はない
同じ波が二度とないように
ゆらりゆらりとたゆたって
夢が現に変わりゆく
ゆらりゆらりと
ゆらゆらと