人はやっぱり口先だけだよね
貴女の味方だって言われても
全く信用なんかできない
そう言われて何度も裏切られた
だから私は誰も信じない

ずっと親友だって言ったあの子も
ずっと見守ってると言った母親も
ずっと一緒に居ると約束したあの人も
みんなみんな私を一人にした
私との約束なんか誰も守らない

どれだけ悲しくても
顔には出さない
どれだけ苦しくても
言葉にはしない
誰にも心を開かない

そうしなければ壊れてしまう
また裏切られたら今度こそ
私は心も命も壊してしまうから
でも一人でいい誰でもいいから
本当は私を救ってほしい

■作者メッセージ
そうして『私』は自分を偽り続けた。