暗い鼓動の音　光をまだ目にしてない　
震えてる心を希望で満たしたい

鐘の音が聞こえてる　きっとそれは母の中での記憶
きっとそれは自分が始まる合図　鐘の音が体に響く

かすかな色の世界広がり　さやめきの中で声をあげる
振り返るなとガブリエルが囁き
初めて流す涙の見返りは何かとミカエルに聞く

光に包まれ母の腕の中　温もり感じる程に　　
羽をなくし泣き続ける　空へ空へ帰りたい

癒やされるほどに薄れていく記憶が燃える
欺き生きてく自分にアザゼルが微笑む

鐘の音がいつしか優しい母の言葉に変わる
無償の愛に戸惑い目をそむけるアガペー

無価値なリアルの自分をベリアルが嘲笑う

堕ちてゆく　堕ちてく　闇もない世界に
翼を返しておくれ　光をもう一度見せてくれ

どこにも戻ることは出来ないとルシファー

見渡せば世界も堕ちているようだ

空へ空へ帰りたい　彷徨い掌掲げ
光にへと導く翼を想いながら

翼を空へ　思い出の光を　彷徨い手のひら掲げ

癒やさられる度に記憶が燃える