さくら三月 夜半の月
さくら 三月
花の季節はやってきたけど
わたしのこころは
曇ったまま
巨人のオンナに彼を奪われてから
どれくらい 経ったのか
楽しかったことも
悲しかったことも
徐々に 薄れていく
記憶の線は 途切れ
点になり
やがて 消えていく
でも
でも ふと 気がつけば
また 考えている
考えても
仕方ないのに
想っても
仕方ないのに
いつのまにか また 夢をみている
実在しても 遠い存在
もう 声を聞くこともできない
以前のように
綺麗な色のワンピースを 選ぶ気にもなれない
以前のように
もっと 女らしくなりたい、
などという気持ちも消えた
さくら 三月
夜半の月が
わたしをみている
花の季節はやってきたけど
わたしのこころは
曇ったまま
巨人のオンナに彼を奪われてから
どれくらい 経ったのか
楽しかったことも
悲しかったことも
徐々に 薄れていく
記憶の線は 途切れ
点になり
やがて 消えていく
でも
でも ふと 気がつけば
また 考えている
考えても
仕方ないのに
想っても
仕方ないのに
いつのまにか また 夢をみている
実在しても 遠い存在
もう 声を聞くこともできない
以前のように
綺麗な色のワンピースを 選ぶ気にもなれない
以前のように
もっと 女らしくなりたい、
などという気持ちも消えた
さくら 三月
夜半の月が
わたしをみている