叙情
どこかの誰かが
掴んだ何かに
僕がたどり着けたのだとしたら
それはめぐりに巡って
運命だと言えるのだろうか
果たしてそれは
僕の手の中に
手の甲に納まって
留まり続けてくれるだろうか
だから泣きたくなってしまって
言葉が上手く発せなくて
哀しくなって
恋しくなって
何が恋しい
何が楽しい
何が欲しいの
誰が欲しいの
君が欲しいの
家族になって
だからさ
僕におかえりと言ってよ
だからさ
僕に返事をしてくれよ
なあもう飽きたよ
君のいない夏の風は
吹きこぼれた空き缶に
感情なんてないんだよ
掴んだ何かに
僕がたどり着けたのだとしたら
それはめぐりに巡って
運命だと言えるのだろうか
果たしてそれは
僕の手の中に
手の甲に納まって
留まり続けてくれるだろうか
だから泣きたくなってしまって
言葉が上手く発せなくて
哀しくなって
恋しくなって
何が恋しい
何が楽しい
何が欲しいの
誰が欲しいの
君が欲しいの
家族になって
だからさ
僕におかえりと言ってよ
だからさ
僕に返事をしてくれよ
なあもう飽きたよ
君のいない夏の風は
吹きこぼれた空き缶に
感情なんてないんだよ