曖昧なもの
記憶が蘇る度にふと思う
それは本当にあったことなのか?
その記憶に間違いはないのか?
記憶なんて本当に曖昧なもの
昨日今日のことなら間違うはずもないが
数年前数十年前のその記憶に
寸分違わぬと言う確証が
どこにあるというのか?
父や母はもう別の世界に旅立ってしまったが
その2人と暮らした日々も
本当にあったことなのだろうか?
楽しかったことも悲しかったことも
そして憎しみも恨みも
それは実際にその記憶のままだったのか?
もしかしたら記憶違いや思い違いもあるのではないだろうか?
その真偽を突き止めようと思っても
人は過去へは遡れない
確証のないものは忘れてしまおう
そう思っていれば
いつかきっと
本当に忘れられる気がする
自分にとって得にならない記憶は
忘れてしまったほうがいい
その方が人は幸せになれるだろう
そう
そんなものははじめから無かったのだ
記憶なんて曖昧なもの
だからもう当てにしない
もう振り返らずに
今すぐにでも消し去ってしまおう
残された時間は少ないのだから
曖昧なものに時間を費やし
振り回される必要などないのだ
それは本当にあったことなのか?
その記憶に間違いはないのか?
記憶なんて本当に曖昧なもの
昨日今日のことなら間違うはずもないが
数年前数十年前のその記憶に
寸分違わぬと言う確証が
どこにあるというのか?
父や母はもう別の世界に旅立ってしまったが
その2人と暮らした日々も
本当にあったことなのだろうか?
楽しかったことも悲しかったことも
そして憎しみも恨みも
それは実際にその記憶のままだったのか?
もしかしたら記憶違いや思い違いもあるのではないだろうか?
その真偽を突き止めようと思っても
人は過去へは遡れない
確証のないものは忘れてしまおう
そう思っていれば
いつかきっと
本当に忘れられる気がする
自分にとって得にならない記憶は
忘れてしまったほうがいい
その方が人は幸せになれるだろう
そう
そんなものははじめから無かったのだ
記憶なんて曖昧なもの
だからもう当てにしない
もう振り返らずに
今すぐにでも消し去ってしまおう
残された時間は少ないのだから
曖昧なものに時間を費やし
振り回される必要などないのだ
25/08/05 11:14更新 / 志月