次の祝日
次の祝日が来週に近づいている
何の祝日かカレンダーで確かめた時に
ハッと気がついた
それは亡き父の誕生日でもあって
生きていれば89歳
そうかすっかり忘れていたな…
陛下と誕生日が同じだということが
父の自慢のひとつだった
こうしてこの世にいなくなっても
誕生日はまた毎年やってくる
生きていればと仮定すれば
人は永遠に歳を重ねる
亡くなった日が
次の世界での誕生日だと言うのなら
次の祝日は
亡き父のこの世界での誕生日
祝ったほうがいいのだろうか?
そう思いながら
父が好きだったものを考えてみる
思えばこれと言った好物もなく
何でも食べる人だった
思い出は繰り返される
この先ずっと永遠に
特別なことはしなくても
いいのかもしれない
いつもと同じように
何の変哲もない日を過ごしてみよう
心の中に
思い出があればそれでいい
何の祝日かカレンダーで確かめた時に
ハッと気がついた
それは亡き父の誕生日でもあって
生きていれば89歳
そうかすっかり忘れていたな…
陛下と誕生日が同じだということが
父の自慢のひとつだった
こうしてこの世にいなくなっても
誕生日はまた毎年やってくる
生きていればと仮定すれば
人は永遠に歳を重ねる
亡くなった日が
次の世界での誕生日だと言うのなら
次の祝日は
亡き父のこの世界での誕生日
祝ったほうがいいのだろうか?
そう思いながら
父が好きだったものを考えてみる
思えばこれと言った好物もなく
何でも食べる人だった
思い出は繰り返される
この先ずっと永遠に
特別なことはしなくても
いいのかもしれない
いつもと同じように
何の変哲もない日を過ごしてみよう
心の中に
思い出があればそれでいい