ポエム
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真夜中のひとりごと
早く寝ようと思うのに

気づけばいつも真夜中の

広い部屋のソファーにひとり



子供の頃からずっとずっと

うるさいのが苦手だった

だからひとりになりたくて

静かな日々を望んでた



思えばそれが叶ったんだ

いつしか私はひとりになった

静かな部屋の真ん中で

時々聞こえる近所の物音

そのくらいならちょうどいい

そのくらいでちょうどいい



早く寝ようと思うのに

ただなんとなく起きている

そんな無意味な夜の静寂が

私の心を静めてくれる

私の疲れを癒してくれる







24/12/29 23:27更新 / 志月



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