ポエム
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「大蛇」の日
それは昨日の午前中

ソファーに座ったまま
居眠りをした時のことだった

「ヤマタノオロチがー
 ヤマタノオロチがー」
と言う中島みゆきの歌声に乗って

目の前を大蛇の胴体が横切っていくのを見た

そして次の瞬間目を覚まし
ハッと我に返った私

それにしても変な夢
あれはたぶん居眠り中の
ほんの数秒間のことだったのだろう

そしてお昼を過ぎた頃
窓を開けようとして外を見ると

なんとそこには不思議な雲が…!

線上の雲で意図的に描いたような四角形の中に、ツチノコのようにずんぐりとした得体の知れない生物のような雲がある…

その雲にはどう見ても顔と胴体と尻尾があるのだ…!

偶然その雲の下を飛行機が横切ると
飛行機は米粒のように小さく見えた

午前中の大蛇の夢
そして午後からの蛇のような不思議な雲…

あの不思議な雲はしっかりと写真に収めてスマホの中にとってある

それにしても不思議な1日
なにかいいことの予兆だと信じたい

あんな不思議な雲は
恐らくもう二度と見ることはないだろう




24/10/22 20:03更新 / 志月



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