支柱がない花は　
自分自身が強くなり
まっすぐに空へ
あの太陽へと
伸びやかに向かっていく


視界を遮る支えがない分
目指すものだけはっきり見えて
日差しが光が爽やかな風が
この身全てに降りそそぐ


誰かに手折られるかも知れない
小さな子に踏まれるかも知れない
明日はわからない
だけど見えるのは大きな空だけ


支柱がない花は
自分自身が強くなり
まっすぐに空へ
あの太陽へと
迷いなく向かっていく


そんな花になれたらいい
そんなふうに生きられたらいい