ポエム
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夢の出来事
その人は夢の中にいた

穏やかな笑顔で私に歩み寄り

名刺のようなものを私に差し出す

それを両手で受け取ると

その下にもうひとつの紙の手触りが…

ふと見上げると

意味ありげな目配せをくれたその人

その人は一体誰だろう?

その人の周りには

パステルカラーのシャボン玉のようなものが

キラキラと浮いていた

初めて見るその人の顔を

しっかりと目に焼き付けながら

名刺のようなものの下に隠された

もうひとつの紙が何だったのか 

確認せずに目が覚めた

…一体何だろうね?

何でそんな夢を見たのだろう?

架空のその人が私に手渡したもの

あれは一体何だったのか?

それはもう知る由もない

夢とは往々にして

うやむやなまま終わるもの

今日はまた何か夢が見られるだろうか?

叶うものなら是非今朝の続きを

そう思いながら目を瞑る…

23/11/16 19:02更新 / 志月



談話室



■作者メッセージ
なんのことはない、ただの夢ですが…

後々までちょっと気になる夢ってあるものですよね(笑)

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