ポエム
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和む時
思わぬことが立て続けに続く

「評価」と変換するはずが

なぜか「氷花」に誤変換

瞬間的に視覚から

癒やされてしまった夕暮れ時

さらに遠方の友から

なぜかたくさんの荷物が届く

私の好きな焼菓子や

体に良さそうなお茶やサプリや

極めつけはライナー付きのフード付きコート

これは恐らく 
まもなく来る私の誕生日のために送ってくれたのだろうと思いきや

友いわく  
それは完全に忘れていたとのこと

「何となく贈りたくなったから」

と友は飄々と言うのだ

こんなことってあるのだろうかと思わず笑った

焼菓子は以前にももらって
その美味しさに私がすっかり惚れ込んだもの

フード付きコートは
ライナーを外せば今の時期にぴったりのお品

しかも色も私が大好きな色 

本当に嬉しいな

そう思って幸せに浸る

こんな私にも

意表をついたプレゼントが届くなんて

そういえば

私の誕生日の3日あとに

その友も誕生日を迎えるのだ

自分の誕生日すら忘れるというその友に

私も何かサプライズでも仕掛けるとしよう

そんなこんなで心が和み

そして弾む夕刻の時…




23/10/28 18:04更新 / 志月



談話室



■作者メッセージ
思わぬ出来事が起こることって、時にあるものです。

ちなみに氷花とは、花のような形の雪の結晶のことだそうです。

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