ポエム
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いつまでも大切なキミへ
まんまるお目々で私を見上げる

写真立ての中のチワワのあの子

今日のような涼やかな秋晴れの朝に

あの子は空へ旅立った

あれからもう7年も経つんだね

時の流れは本当に早い

写真の中のキミは

元気だったあの頃のまま

いつも私を見つめてくれる

キミはもうここにはいないけど

でもこの心にいつも居るんだよ

キミが旅立った次の日の朝

キミを送るために

車で斎場に向かう途中

突然雨が降り出して

程なくしてサッと晴れた

そしてふと正面を見ると

目の前に大きな虹が

大きく弧を描いて広がっていた

見たこともないほどの

絵に描いたような綺麗な虹

私は今も忘れない

ああこれはキミが

これから渡る虹なんだって

そう思って涙が溢れた

キミは今

あの虹の橋にいるのかな

とてもオシャマで可愛かったキミ

きっと今頃

神様に甘えてるんだろうね

キミが旅立って7年目の朝

大丈夫だよ私は元気

キミが今でも心にいるから

キミの記憶とこれからも歩んでいく

キミのことは忘れない

これからも一緒

ずっと一緒だよ


23/10/08 11:06更新 / 志月



談話室



■作者メッセージ
7年前の今日、チワワのあの子が空へ旅立ちました。

朝8時10分頃のこと、獣医さんの話によると全く苦しまずにスーッと息を引き取ったそうです。

心臓病の診断を受けてから1年経たずに旅立ったあの子。

その時にそばにいてあげられなかったので、毎年あの子が旅立った時刻には、遺骨を胸に抱いて暖めてあげてます。

いずれまた会えると言いますから、それを信じて前を向く私です。

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