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なんとも言えぬ深みを感じる素晴らしい詩でした!

去っていない人に語りかけるという発想が、まず斬新ですよね。そこでグッと惹きつけられました。

そして、理由らしきものがあり、兆候もあったに違いないとまで言いながら、しかしそれでも(キミは)気がついたら去っていた―ということ―と言うところが、この詩の山場ですよね。

後から振り返ってみればたしかに、去った理由を挙げたり数えたりすることはできるかもしれない。でもそれは実は、まさに他でもなく「その時に」去ったことの、その本質的な理由ではない―

では本当の理由とは何だったのか?それは彼/女自身には、あるいは他の人にも、おそらくは絶対に分からない不可知なものなのだ―

…そう、僕は理解致しました。志月さんの研ぎ澄まされた知性が溢れ出た詩に、胸の底から感動させていただきました。

終わり方もいいですね。生半可な希望を提示せずに、虚しい理を持つこの世界の一面が、淡々と描写されている。

それを受け入れるところからしか、真の希望というものも、きっと生まれないのでしょう。
 はちみつ 23/06/13 17:48 評価:感動した!
ホスト名 host-103-26-154-36.mctv.ne.jp
はちみつ様

はちみつさん、こちらの方が恐縮してしまうような、奥の深い感想をお寄せいただき本当にありがとうございます。

研ぎ澄まされた知性だなんて、私にはもったいないようなお言葉もいただきましたが、その言葉をそっくりそのままはちみつさんにお返ししたいと私は思うのです。

こういう世界では、去っていく人もあればまた何かの折に戻ってこられる方もあり、本当に人それぞれだなぁと思ったのです。

そしてそれぞれの行動には、恐らく本人も気づかない潜在意識下での何かしらの理由があり、その思いのままに動いたのだろうなと…。

受け入れられるものとそうでないもの、馴染めるものとそうでないもの、その瀬戸際で立ち止まった時、きっと人はそれぞれにその都度何らかの結論を出す…

きっとそうなんだろうなと、ふと思ったのです。

高評価もいただき、本当にありがとうございます。
 志月 23/06/13 18:16
ホスト名 flh2-119-243-101-96.tky.mesh.ad.jp

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