虎と馬と鹿
それは夜のように
あるいは波のように
もしくは死神のように
不規則な周期でやってくる
それは
心から温度を奪って
世界から色を奪って
肺から酸素を奪って
鉛のようなもの残していなくなる
凍えはしないが寒くて仕方がない
呼吸は出来るが苦しくてしょうがない
目の前の信号が何色か分からない
涙は出ないが悲しくてたまらない
忘れてはまた思い出して
その度にまた深くなる
死ぬまで繰り返す病い
馬鹿だから死なないと治らない
多分僕は先に死んで地獄に行くから
君は天国に行けるよう閻魔様に言っておくよ
僕は馬鹿だから
そんなことばかり考えている
あるいは波のように
もしくは死神のように
不規則な周期でやってくる
それは
心から温度を奪って
世界から色を奪って
肺から酸素を奪って
鉛のようなもの残していなくなる
凍えはしないが寒くて仕方がない
呼吸は出来るが苦しくてしょうがない
目の前の信号が何色か分からない
涙は出ないが悲しくてたまらない
忘れてはまた思い出して
その度にまた深くなる
死ぬまで繰り返す病い
馬鹿だから死なないと治らない
多分僕は先に死んで地獄に行くから
君は天国に行けるよう閻魔様に言っておくよ
僕は馬鹿だから
そんなことばかり考えている